NPO法人T・M良薬センターのホームページへようこそ。
東南アジア諸国の様々な支援活動に関する情報をお知らせしています。
ミャンマー、ネパール、スリランカ、カンボジア、ベトナム、ラオスに現地事務所があり、連絡を取り合っています。村人が困っている事など支援要請を受けると、日本で協力者を募り、ニーズに応える事業を行っています。
特定非営利活動法人T・M良薬センター声明文
「ミャンマー国軍は国民の命と人権を守らなければならない」
2021年4月8日
私達、特定非営利活動法人T・M良薬センター(NPO TMRC)は、2004年春にミャンマー現地調査を行ってから、2021年春現在に至るまで、TMRCヤンゴン事務所を窓口に、現地住民の様々な要請に応える形で支援活動を実施してきました。それは草の根活動と言っても、当時のいわゆる軍事政権の協力を得なければ叶わないものでした。ハンセン病コロニーに医薬品を届ける時や盲学校で職業訓練事業を行った時、日本国内で中古衣料品を集めて、現地へ送った時などはミャンマー社会福祉省と折衝を重ねました。学校を建設して、同国文部科学省に寄贈することで、職員を派遣していただきました。サイクロンの被災地へ抗生物質と蚊帳を配布した時は、軍部のジープを使って沿岸部を回りました。
多民族国家であるミャンマーでは、その国が成り立つ前から民族間の争いが継続し、時には難民が出るほど凄惨な事件も起こっています。イスラム教徒と仏教徒の対立が激しく表面化することもありました。そのような国内の紛争に対して介入し、融和せしむることこそ、軍部の役目だと思います。ミャンマー国軍は国民の命と人権を保護することこそその使命であり存立の意義であるはずです。この度の軍部のクーデター後、各地の市民が軍隊と衝突し、死者が増大していることは、真に憂うべきことで、長年民間レベルの支援活動を続けてきた私達にとっては悲しみにたえません。
一刻も早く、ミャンマーの国に平和と安定をとり戻し、不幸な対立を解消すべく、軍部の冷静な判断と良識ある行動を求めます。
お知らせ
水道がない村に井戸を寄贈しませんか
東南アジアには水道が通っていないところが沢山あります。乾期にため池に溜まった水を飲んでお腹を壊し、死亡する人が毎年のように出ます。私達はそのような村に井戸をプレゼントして下さる方を募集しています。1基6万円で、地下20メートル、手動ポンプ式の井戸を造ることができます。井戸が一つあれば、近隣の5~6家族・約30人の生活用水として永く活用されます。また、その水で野菜や家畜を育てることもでき、生活水準をサポートします。6万円の救命活動にご協力下さい。お問い合わせページよりご連絡をお待ちしております。
バングラデシュで新型コロナのPCR検査を実施したい
バングラデシュでは感染数が急速に増加しています。毎日約3000人々が陽性と診断されています。バングラデシュで新型コロナウィルスの感染を収束させるには、毎日約50000のサンプルをテストする必要があります。しかし、政府と民間の病院が一緒になって数日でテストできるのは数千件だけです。世界中で、PCRテスト以外の、新型コロナウィルス感染を診断するための信頼性のあるテストはありません。しかし、 PCRには高価な機械、高度なスキルを持つ検査技師、医師が必要です。 さらに、96個のサンプルをテストするには、約5〜6時間かかります。そんな中最近、日本は1時間で96個のサンプルをテストできる信頼性の高い技術を開発しました。また、高価な機械や熟練した技術者を必要としません。この技術は、バングラデシュのような人口の多い低所得国に適しています。私はこの技術をよく知っており、この技術でバングラデシュの人々を助けたいと思っています。
(ハーク カンダカル医師/国際医療福祉大学感染症学科助教授・東京医科大学微生物学科助教授)
ミャンマーに学校を建設します
ミャンマー事務所より、南沿岸部ダウェイ、イエブ村に小学校を建てて欲しい、との要望が届きました。小民族国家の同国は未だに民族間での争いが後を絶ちません。イエブ村(ヤンゴンから南へ600km)は内戦の影響で政府の支援が届かず、子供達が教育の機会を奪われているそうです。小学校の建設は村人の悲願です。5部屋レンガ造り平屋建ての校舎の建設費用は150万円です。建設費のご寄付を検討いただけませんでしょうか。お願い申し上げます。
新着情報
- 2020年6月11日
- ホームページを更新しました。
- 2020年6月11日
- サイトをリニューアルしました。
- 2005年4月28日
- サイトをオープンしました。